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ピエール、マクラメを語る(忘れてた第一関門)

早めの冬休みを満喫してるピエールです。
このまま冬眠でも…って思っていたら、まだ12月分の語るシリーズを書いてないことに気づいてしまいました。

そして、今回書く内容は前回お知らせしていた巻き結びではなく、「四つ畳み」でございます。これまた何か抜かしたような…と思っていたらそれだったという。
過去のアーカイブはこちらっ!
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始めるなら編1
始めるなら編2
いきなりやっちゃう?フレーム結び

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教える機会や場所を提供してくださった方、
習いに来てくださった方への感謝の意を込めつつ。

今回も行ってみましょう!

■四つ畳み

マクラメは「紐を結ぶことで出来上がったモノ」を指します。「編む」と言う人が多いですが、本当は「結ぶ」が正解です。編むの方が言いやすいですけどね。
そんな中でも例外だと(自分が)思っているこの四つ畳み(トップ画像)。理由としては名前の通り4本の紐をたたんでいくもので、キュッキュッと結んでいく他の方法とは一線を画すからです。

■それでも第一関門

マクラメを覚えていく過程で関門がいくつかあって、それを超えていくとさらに面白い世界が広がっていく訳ですが、そんな中の第一関門が四つ畳みだと思ってます。ちなみに第二関門が巻き結びです。ねじり結びから始めたとして、筒状に結んでいくシリーズで難しい部類だと思ってます。これがクリア出来たら巻き結び行っちゃう?ってなります(笑)
関門になる理由は

  • 結ぶ過程が今までと違う
  • 効率悪い

この2点でしょうか。

■結ぶ過程が今までと違う

今までマクラメを作ったことのある方は、バインダーやタブレロなんて道具を使うシーンが多かったと思います。紐を縦に伸ばして、今まで結んだところを含めて全体像が見えるように…と言って伝わるでしょうか。紐と目線が垂直になる状態で結んでいたはずです。
でもこの四つ畳みは結んでる先っちょを見ながら結んで行きます。紐と目線がほぼ一直線なります。これが他の結びとは違うところですね。
ワタクシが最初に作ったのがねじり結びとこの四つ畳みのストラップでしたが、目線の位置の違いに気付かず四つ畳み部分がぐちゃっとなってしまったのはいい思い出です。

■効率悪い

他の結びは一つ出来たら思いっきり引き締めて終わり、となりますが四つ畳みは使う紐4本のバランスに気を配ることで綺麗に仕上がっていきます。そのバランスを考えて作っていくと同じ1cm作るにもねじり結びより四つ畳みの方が時間をかけることになります。過去の教室では2cm作るのに1時間掛ったことも…
そんなこともあって、最近の教室ではある程度結ぶことに手が慣れてきてから教えることが多くなってきました。
時間が掛かる結び方、実は敬遠してしまうピエールです。

■それでも使う理由

ズバリ太さでしょう!体格のいい男性にマクラメネックレスを試着してもらうと、石は良くてもネックレス部分の紐が細くて頼りない印象を受けてしまうことがあります。そんなときに四つ畳みで太さを出した紐を使うとアクセサリーもいい感じに目立って、男性も引き立ててくれることでしょう♪
また、太く作ることでペンダントトップ部分がU字状になってゆったりとした印象も得られます。持ってる紐が細くて、それでも太さを出したい場合威力を発揮します♪
さらにこの結び方、芯として真ん中に何本でも紐を入れることが
できます。中心を太めに、段階的に細くしていくことも出来ます。一つの結びの長さが短いこともあり、「ここで紐切ったな」なんて見分けられないくらい滑らかな仕上がりになります。

■そして次が…
いきなり第二関門の巻き結びへと続くわけでございます(ムフ

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2 thoughts on “ピエール、マクラメを語る(忘れてた第一関門)”

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